ナツノヒ

UNISON SQUARE GARDENについて色々触れちゃうブログです。語彙がないから複合技でお送りしております。

LIVE(on the)SEAT セトリ予想

いよいよ本日より久々のライブツアー、「LIVE(on the)SEAT」が始まります。

 

今回は"ロックバンドは座っても観られる"の言葉とともに、従来とは異なる座ったまま参加するライブとなります。

 

ライブといえば、ライブハウスではギュウギュウに詰められたスタンディング、ホールでも自分の席の範囲内で席を立って観ることが当たり前でした。

 

それが新型コロナウィルスの流行により、密を避けることが必須となった現在、新たなライブのかたちを模索した結果…このように席に着いて観る形式となりました。

 

ガイドラインとしては、

 

・会場でのマスク着用

・ライブ中に声を出すことの禁止

・ソーシャルディスタンスの確保

・食べ物や飲み物の持ち込み禁止

 

が鑑賞中の主なルールでしょうか。

 

このあまりにも制限が多いなか、きちんとガイドラインに則ったルールでライブを行ってくれるUNISON SQUARE GARDENに感謝しなければいけませんね。

 

そして今回の記事では、この「LIVE(on the)SEAT 」のセットリストを予想していきたいと思います。

 

普段とは異なる性質のライブのセトリを考えるというのは、それだけでワクワクしてしまうものですね。

 

座っても十二分に楽しめるセットリストを考えてみたので、自分なりに決めたポイントも含めて紹介していきたいと思います。

 

…本当は「Patrick Vegee」のディスクレビューなんてこともしたかったんですが、発売からツアー開始の間隔があまりにも短かったことから、順番が前後してしまいました。

 

セットリストには何曲か「Patrick Vegee」の曲も入っているので、内容が重複する部分があることをお許しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずセットリストを考える上でポイントにした部分は大きく二つ。

 

・座っても楽しめるライブであること

 

・声を出さずに参加できること。

 

UNISON SQUARE GARDENのライブは圧倒的なパフォーマンスゆえに、自然と体が動いてしまうことが多いです。

 

それ故にスタンディングで楽しめることは十全に証明されているのですが、シッティングでは未知数な部分もあります。

 

パフォーマンス同様に曲の力で聞かせることができる曲たちが選ばれる可能性が高いと考えました。

 

そして、もう一つは声を出してはいけないこと。

 

普段のライブでは、歓声や合唱などのライブを盛り上げ得るピースがたくさんありました。

 

今回のライブは感染対策でそれは禁止されています。

 

「場違いハミングバード」や「天国と地獄」、「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」など…いわゆるライブでの盛り上げ枠…オーディエンスが参加できてしまう曲がセットリストに入ることはないと思います。

 

あともう一つポイントをあげるとすれば、いつもは採用の枠が狭いバラード曲が多く入るということでしょうか。

 

田淵のブログでは、座るからっといってバラードばかりやるわけではない…と明言されていますが、裏を返せばある程度のバラード枠はあるということ。

 

もちろんテンポの速い曲もやるとは思いますが、今回のライブにおける違いを明確にするためにも、バラード系の曲が重要な役割を担うと考えております。

 

あとは60分で休憩はなし、ということが事前に言われていますので、アンコールはおそらくないと思います。

 

2公演という時間的制約もある以上、コンパクトなライブになる可能性が高そうです。

 

以上を踏まえて考えたセットリストがこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.アンドロメダ

2.春が来てぼくら

3.黄昏インザスパ


4.夏影テールライト

5.Phantom Joke

6.マジョリティ・リポート(daring,I love you)

7.クローバー


8.cody beats 

9.スノウリバース

10.世界はファンシー

11.harmonized finale

12.夢が覚めたら(at that river)

 

 

 

 

 

1.アンドロメダ

 

何度も言いますが、今回のライブにおける最大の肝は"座っても楽しめるライブ"であること。

 

より"聴かせる"ライブになる可能性を感じています。

 

そこで重要視されるのがボーカルである斎藤宏介の力です。

 

いつもの熱量たっぷりのライブの始まりではなく、オーケストラのメロディとともに奏でる斎藤さんの歌声…これだけでもオーディエンスの心を掴むのには十二分であると思います。

 

何よりライブの始まりとして、斎藤さんのソロから幕開けるというのは、非常に稀なはずです。

 

いろんな意味で鮮烈な印象を与えてくれそう。

 

何より「DUGOUT ACCIDENT」でオーケストラアレンジで収録されながらも、未だに披露された機会のないこの曲。

 

大切な理由がない限りライブで登場するなら、今しかないと思います。

 

 

 

 

 

2.春が来てぼくら

 

せっかくの聴かせるライブですから、美しいメロディで繋いでいきたいところです。

 

2曲目は「春が来てぼくら」が来ると予想します。

 

最近は2曲目の法則も少しずつ変わっているような気もしますが…斎藤さんの言葉がある場合はライブでラストを経験したことがある曲が選ばれる傾向が強い枠です。

 

つい最近行われた「LIVE(in the)HOUSE」のおまけとはいえ、ラストに披露されたこの曲、2曲目の資格は十分満たしていると思います。

 

実はツアーではEN枠だったしね…たまには本編で聞きたいものですな。

 

 

 

 

 

3.黄昏インザスパ

 

ニゾンのライブでは、毎回3曲目に強い曲を持ってくる印象があります。

 

あえてバラードに絞るとすれば、自分が考える1番強い曲はこれでした。

 

この曲は舞洲のライブや「LIVE HOLIC」で斎藤さんがソロで披露したことが印象的でしたが、久々に普段のライブで3人が演奏してる姿を見てみたいと思っている人も多いはず。

 

何よりこのライブに"今日が辛いから 明日も辛いままだなんて思うな"は思い切り刺さりますよね。

 

自分の個人的な思いも多分に含まれてる気もしますが、できれば実現して欲しいところ。

 

気づけば開始3曲連続で同期曲となりましたが、それもそれでこのライブの趣旨と合ってて良きかと。

 

 

 

 

 

4.夏影テールライト

 

純粋に「Patrick Vegee」収録されている曲としては、一つ目の登場となります。

 

アルバムツアーではないとしても、やはり発売間もないNewアルバムからはいくつかセットリストに組み込まれる可能性は高いです。

 

MVが作成されて知名度もあり、激しい曲が多いアルバム曲のなかでも、今回のライブに収録されても違和感がない…この曲が現状1番あり得ると思っています。(次点はSimple Simple Anecdoteでしょうか)

 

MVの提灯がふっと頭に浮かんでくるような素敵なライブになりそう…なんて。

 

 

 

 

 

5.Phantom Joke 

 

「Patrick Vegee」における仕掛けのひとつに、シングル曲を際立たせる演出が盛り込まれています。

 

「LIVE(in the)HOUSE」でも、「弥生町ロンリープラネット」→「春が来てぼくら」の繋がりが大変に印象的でした。

 

せっかく考えた趣向のひとつなので、今回のライブでも採用されるのではないかと考えています。

 

この2曲を選んだ理由は、ひとつは前述の通り「夏影テールライト」が今回のライブにフィットしていること。

 

もうひとつは「Phantom Joke 」は未だにツアーで披露されていない曲であることです。

 

この3か月で行われた配信ライブには全て登場しているとはいえ、生でのライブにおいてほとんどの人が聞いたことのない曲となっています。

 

いずれアルバムツアーで披露されるとは思いますが、発売されて約1年が経っているのにこの立ち位置は少々不遇な気もするので…田淵のことだから今回選出してくれるような予感がしています。

 

 

 

 

 

6.マジョリティ・リポート(daring,I love you)

 

バラードばかりやらないよ、と田淵のブログでもあった通り、ゆったりした曲ばかりで成り立つようなライブにはならないと思います。

 

とはいえ、「Phantom Joke 」のようなテンポの曲ばかりでは、ライブにおけるガイドラインが守られない可能性も十分あり得る。

 

それを看過するようなUNISON SQUARE GARDENではないと思うので、熱量も維持しつつある程度BPMが高くない曲を採用するのでは?と予想しています。

 

そこで考えたのが、「マジョリティ・リポート(daring,I love you)」です。

 

前回の「LIVE(in the)HOUSE 2」では、「マイノリティ・リポート(daring,I love you)」がライブでとても良い位置に登場していました。

 

Invisible Sensation」と「fake town baby 」のように、この2曲も同列の立ち位置にいると思うので、今回のツアーで採用される可能性がありそうです。

 

前奏がベースから始まるのは、「Phantom Joke 」との対比から考えても、悪くない曲繋ぎになっているように思います。

 

 

 

 

 

7.クローバー

 

今回のセトリを予想したときに、重要な立ち位置になったのが、「春が来てぼくら」「夏影テールライト」「スノウリバース」の3曲でした。

 

奇しくも季節の曲が揃い、どこか四季の繋がりを感じるセットリストを再現したかったので、秋を彷彿とさせる「クローバー」を選出しました。

 

ニゾンにとっても定番のバラード曲のひとつであり、ランキングでは惜しくも70位以内にランクインしませんでしたが、聞きたいと思っている人たちは一定数いるはず。

 

ライブとしては「MODE MOOD MODE」ツアー以来になると思うので、久々にやって欲しいですね。

 

 

 

 

 

8.cody beats 

 

ここからは最終ブロック…いよいよライブも終盤となります。

 

オーディエンスが声を出さないライブでラストの口火を切れる曲って意外と多くはなかったんですが…斎藤さんの鮮烈なボーカルから始まる「cody beats 」が1番しっくり来ました。

 

舞洲で1度披露されたとはいえ、まだまだ堪能できたとは言いがたいこの曲。

 

初期の定番曲でもあるので、ライブでのポテンシャルは充分備わっています。

 

今回のライブの趣旨の範囲内でもバッチリ仕事をしてくれるようないぶし銀的な曲でもあるので、実現したらライブをバッチリ盛り上げてくれること間違いなしだと思います。

 

(実はこの枠は「CAPACITY超える」だったんですが、「マジョリティ〜」と"ユニゾン〜"の盛大な歌詞かぶりがあったので、ギリギリになって差し替えたという裏話的なお話です。)

 

 

 

 

 

9.スノウリバース

 

最近のライブでは、よく季節感を演出に取り込んだセットリストが組まれているような印象があります。

 

心情的な意味合いでの"春が来る"ことを表現した「LIVE(in the)HOUSE」の「春が来てぼくら」、純粋な夏がイメージされた「LIVE(in the)HOUSE 2 」の「オーケストラを観にいこう」、秋に夏の終わりを名残惜しむような「fun time HOLIDAY ONLINE」の「さよならサマータイムマシン」…過去のライブでもこれだけ例があげられます。

 

季節の流れとしては、今回のツアーで冬の曲にスポットを当てていくのが自然だと考えました。

 

ニゾンで冬の曲といえば、代表的なのは「スノウシリーズ」です。

 

バラード的な立ち位置でいけば、「スノウアンサー」や「スノウループ」も充分活躍してくれそうですが、やはりライブでのポテンシャルが1番高いのは「スノウリバース」だと思います。

 

何だかんだとカップリング曲もけっこう優遇されている昨今のライブなので、B面選挙1位の面目をぜひ見せて欲しいところです。

 

…まあ本音を言えば、次の「世界はファンシー」と組み合わせたらめちゃカッコよくね?っていうのが理由でした。

 

 

 

 

 

10.世界はファンシー

 

「Patrick Vegee」のアルバム曲としては、2つ目となります。

 

やはりリード曲である以上、ライブで何遍も聞きたくなる強さを持った曲…先日のftHOだけでは聴き足りない面は多分にあります。

 

基本的に3人がわちゃわちゃやってる曲なので、オーディエンスも座ったままでも問題なく楽しめると思います。

 

ライブとしては山場の曲にもなるはずなので、楽しんでる3人を見て、自然と楽しい感情が湧いてくる予感しています。

 

体を揺らす、手をあげる、声を出す以外なら何でもござれな曲ですね。

 

 

 

 

 

11.harmonized finale

 

個人的には今回のライブに1番適した曲だと思っています。

 

滾るバンドサウンド、それに重なるピアノの美しい旋律、ボーカルの美しい歌声…曲の聴かせる力はユニゾンの楽曲のなかではトップクラスではないでしょうか。

 

普段のライブでは、どちらかといえば一歩引いた立ち位置にいるこの曲ですが、今回のライブでは特性上前面に出される可能性が高いと考えています。

 

何より「harmonized finale 」というタイトルでありながら、今まで序盤や中盤での披露が多いのですが(曲の性質上しょうがない部分もあるけど)、おそらく今回は終盤で1番光る曲になると予想しています。

 

久々の対面でのライブ…まだまだ聞いていたい名残惜しい気持ちはあると思います。

 

それを代弁してくれるような曲になってくれるはずです。

 

 

 

 

 

12.夢が覚めたら(at that river)

 

今回のライブでしかできないことって何だろう…?と考えたときに、最初に思い浮かんだのが「夢が覚めたら(at that river)」でした。

 

この曲は「Patrick Vegee」の曲を除き、UNISON SQUARE GARDENの楽曲で唯一ライブ披露されていない曲になります。

 

長年演奏されていなかった「お人好しカメレオン」とは違って、特に深い意味はないそうなんですが、それでもこのライブで聞けていない現状は少々特殊だと思っています。

 

個人的にはバラード枠の少なさが関係してると思っているのですが、そうなると今回のツアーは打ってつけです。

 

ライブとしても、3年近く1度も披露されていない曲が登場するのはかなり激アツなはず。

 

ライブのラストに配置したのは、舞洲での「お人好しカメレオン」が1曲目に登場したことへの意趣返しではあるのですが、タイトルの"夢が覚めたら"というのが印象的でもありまして。

 

ライブの夢みたいな空間が終わり、再び現実に帰っていく…そんな感情を噛みしめるような時間になれば良いという思いで予想に入れてみました。

 

"さよなら街あかり ずっと愛していたよ"は、このご時世では深い意味を持つような気がするのは僕だけでしょうか?

 

けっこう激しい曲で終わりがちなユニゾンのライブツアーですが、こんな風にしんみり終わるのも悪くないと思います。

 

 

 

 

 

以上がセトリ予想となります。

 

初めての形態でのライブになるので、どれぐらい当たっているかはわかりませんが…"座っても楽しめる"の定義のもとでは良いセトリを考えられたと思っています。(自画自賛

 

まあ当たっても当たらなくても楽しいライブになることは間違いなしなので、ライブ当日を今から楽しみに待っております。

 

あと僕は11月の大阪2日目のライブに参戦予定なので、それまではセトリ予想あってたよ!的なコメントは控えてもらえると嬉しいです。笑

 

気がつけば、初日の開演までもうすぐですね。

 

みなさん、体調管理には充分注意をして、ライブを楽しんでいきましょう。