ナツノヒ

UNISON SQUARE GARDENについて色々触れちゃうブログです。語彙がないから複合技でお送りしております。

わかっているから、ピリオドをーUNISON SQUARE GARDEN LIVE 2026「Sentimental Period」ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未来か過去、どちらが好きか?

 


なんて、極端な質問をされたとして、あなたなら何と答えるだろうか。

 


僕は迷わず未来と答える。

 


未来は様々な可能性に溢れているから。

 


選んだ先で何が待っているのかはわからないが、その結果で確かに変わるものがあって、人生にもたらす意味は非常に大きい。

 


だからこそ、未来をより良いものにしようとする努力や思いが尊いものだと感じられて、僕は好きだ。

 


過去にこのブログでも触れたことがあるが、日常では人と関わることが中心の仕事をしている。

 


学生時代に将来の進路を選ぶ場面での決め手は、その人の未来にどれだけ関わることがどうかだった。

 


過去や現在は大切だと思う。

 


ただ、人生を振り返ったり、今を重視したりすることに個人的にはあまり価値を感じない。

 


未来は"希望"だから。

 


過去や現在も希望があるからこそ、どんな結果でも受け入れることができるんだと考える。

 


僕の人生にとっての大きな指針。

 


そして、UNISON SQUARE GARDENというバンドを愛する理由でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな彼らが現体制での活動終了を発表した。

 


さらにドラムの鈴木貴雄の脱退、合わせてバンド活動の休止に入ることも。

 


それに伴い、現体制でのラストライブ「Sentimental Period」が7/15に開催されることになった。

 


この発表があったとき、まさか現行の活動がこのようなかたちで終わりを迎えるとは予想できなかったが、これまでロックバンドからたくさんのものを得たと思っているので、あまり後悔のようなものは感じなかった。

 


ただ現時点では、これからについて不透明な部分が大きかったため、先行きが見えないことについては何とも言えない感情を抱いていた。

 


そうして訪れた「Sentimental Period」当日…現体制がどのような結末を迎えるのか、まったく想像がつかないままで会場入りした。

 


普段の活動では一部の例外を除いて行われないであろう大きな会場、おそらくスケジュールの都合でのこの規模による平日開催、慣れない万単位での集団行動…全てがこれまでのロックバンドでほぼあり得なかったことが現実のものとなっていた。

 


それ自体はあまり気にならなかった。

 


そうなる背景は理解できるし、スケジュールを何年も前から抑えているはずの音楽業界で、むしろここまでの規模感でライブを開催してくれたことに感謝しなくてはならない。

 


だからこそ、どんな結末になっても見届ける。

 


そんな思いで、自分の予定も何とか都合をつけて、今日この会場にいる。

 


たくさんの人、熱気、遠い先のステージ、落ち着かない心。

 


受け入れることができても、自分がそれに慣れることができるのかはまた別の話ではある。

 


様々な要素が入り混じって、今ひとつ気持ちが定まらないまま…いよいよ開演時刻を迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場に流れるのは、SE「絵の具」。

 


この曲もずっと変わらずに使用されてきた。

 


節目のときだからこそ、いつも以上に特別な意味合いを感じてしまう。

 


あまりに遠すぎて、彼らがどこにいるかもわからないし、モニターがないとどんな様子なのかも知りようがない。

 


何となく歯痒い時間だった。

 


それでも、万感の思いを乗せて、拍手を送る。

 


今日この日の時間を作ってくれたことに精一杯の感謝を込めて。

 


そんな緊張と不安の入り混じったなかで…プツッと「絵の具」の音が切れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


"フレーズボトル・バイバイ!"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


軽快なアンサンブルに続けて、聴き馴染みのあるメロディが流れる。

 


1曲目は「フレーズボトル・バイバイ」…最新アルバム「Ninth Peel」の最後に収録されている曲である。

 


タイトルに別れを意味する言葉が入っている以上、このライブで披露されるのは必然なのかもしれない。

 

 

客席からは歓声が巻き起こる。

 


ただ僕はといえば…この幕開けに対して違和感が強く残った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりにあっさりに感じてしまって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


セッションや特別なアレンジのないほぼ普段のライブ通りの構成…確かにそれも悪くないが、昨今のUNISON SQUARE GARDENでは当日のライブならではの演出が盛り込まれていた。

 


それがないストレートな幕開けに少し不意をつかれたこともあるが、何よりも心に来たのは幕開けから"別れ"を意識させられたからだろうか。

 


"そんじゃ終わり"

 


"誰かが用意した答えはくだらないのさ"

 


"忘れられない今日になった!"

 


ロックバンドがこのライブを発表したとき、当日は別れの要素はもっと潜めて行うものだと思っていた。

 


何となく湿っぽくなるのは嫌うような気がしていたから。

 


だから…軽快な曲とはいえ、こんな風に"バイバイ"を全面に押し出されることが予想外だった。

 


そんな驚きのなかで、流れるように繋がったのは「アナザーワールド」

 


初期の大名曲であるが、この曲はライブの1曲目に登場することが圧倒的に多い。

 


以前はそのような構成で、曲を噛み締めるように味わったのをよく覚えている。

 


それが今回は"別れ"を彷彿とさせるような繋ぎで披露された。

 


"さよなら、もう行くよ"

 

 

最新アルバムのラストから最初のアルバムの1曲目に繋がるのも、過去を振り返るような構成に捉えてしまい、曲の余韻よりも別れの切迫感が先に来てしまって、寂しさが余計に強まっていく。

 


ライブの定番ナンバーである「オリオンをなぞる」や「カオスが極まる」もどこかフワフワしているような状態で、動く体とは裏腹に心はここにあらずかのように静けさが広がっていた。

 


極めつけは、序盤の最後に披露された「MR.アンディ」

 


こちらもインディーズ時代からの定番曲であるが、最近では滅多とない初期の曲が幕開けの締めを担うシーンに否応なくノスタルジーを感じさせられた。

 


別れとノスタルジー。

 


それは過去と現在が交わる瞬間でもある。

 


それは僕がこれまでロックバンドに救われてきた要素と真逆の展開に思えて、どうにも心が受け入れがたい気持ちになっていた。

 

 

 

 


そんな風に終わりを噛み締めないでくれ。

 

 

 

 


頼むからこんな後ろ向きな気持ちを吹き飛ばすようにでかい音を鳴らしてくれ。

 

 

 

疾走感のままに僕らの感情なんて置いてけぼりにしてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


嫌だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


これでもう終わりなの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ダメだ、行かないで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風な結末を望んでるわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は今日このときに何か特別なものを求めていなかった。

 


ただ、どうしようもない別れに対して、一区切りをさせて欲しかっただけなんだ。

 


いつか言っていた。

 


仮に世界が終わるとしても、決まっているライブはいつも通りにやると。

 


そんなロックバンドを期待して、これからの未来へ歩くための確かな1歩目にしたかった。

 


けれども、今の脳内は大半が寂しさで埋まっている。

 


ステージと会場の距離も相まって、その感情をまったく振り解くことができない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、今日でいつものロックバンドは観れなくなるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


心の彩りは段々と減っていき、気づけば白黒模様のモノクロに近づいていた。

 


もしかすると今日はこの気持ちのままで終わりを迎えるかもしれない。

 


そんなあまり考えたくない結末を少しだけ覚悟した。

 

 

 

 


「最後までよろしく」

 

 

 

そこからの怒涛の展開に対しても、僕の心にあまり変化はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


バンドの多幸感をより跳ね上げた「君の瞳に恋してない」

 

 

 


好きになった頃からの付き合いである「桜のあと(all quartets lead to the?)」

 

 

 

 

15年間変わらずにライブの強度を上げる「場違いハミングバード」

 

 

 

 

きっとこれからの道標になり得るだろう「Invisible Sensation」

 

 

 

 

少しだけ今後に希望を持てるかもしれない「オトノバ中間試験」

 

 

 

誰もが待ち望んでいたはずの「天国と地獄」

 

 

 

 

怒涛の展開を締める「傍若のカリスマ」

 

 

 

 

 

武道館の終盤を彷彿とさせるような7曲連続で畳み掛けるよう構成は、間違いなくUNISON SQUARE GARDENの十八番だろう。

 


会場のボルテージも格段に上昇しており、熱気は留まることを知らなかった。

 


でも、それすらある種の儀式的に思えて…。

 


この現体制最後の場で、余すことなく出し切ろうという気概の表れだとしたら、それもそれでこの先の希望を感じ取れなくなってしまって、ずっと難しい顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"ロックバンドは楽しい"

 


普段の彼らが掲げていた理念のようなもの。

 


今みたいな怒涛の展開は、そのエネルギッシュな楽しさの一端を感じ取れる瞬間でもあった。

 


けれども、僕は楽しさよりも寂しさが先に来てしまった。

 


そこにいる彼らと絶対に交わらないような…超えられない何かを感じていた。

 


それが演者と観客の関係性といえばそれまでなんだけど。

 


ライブの熱に対して、こんな風に消極的な姿勢で受け止めるということは始めての経験でもあって。

 


少なくともこんなライブが見たかったわけじゃないと強く思ってしまったのは確かだ。

 

 

 

何よりこのような展開は、普段だと終盤の山場で展開されるものであった。

 


それよりも優先される要素が後半に隠されていることの表れのようで、それが何なのかはあまり考えたくなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


"終わりの鐘がなったから 今日はおしまい おしまい さよならよ"

 


"「また、会おう」って言ったフローリア"

 


"さよなら さよなら ここからまた始まっていく"

 

 

 

「WINDOW開ける」、「クローバー」、「harmonized finale」…切なさや別れを意識せざるを得ない曲たちが披露されることで、さらに胸は締めつけられるようだった。

 

 

 

「WINDOW開ける」はファンにとって根強い人気を持つ曲であり、いわゆる物好きであるほど披露されると嬉しくなる存在であった。

 

 

 

「クローバー」は初期から大切にされているバラードであり、このような場で演奏されるだけで大きな意味があるようにも感じられた。

 

 

 

何より「harmonized finale」はいつか来る終わりに向けて作られた曲でもあり、今日のライブを象徴する曲と言っても過言ではない。

 

 

 

それらが中盤のブロックに固まって披露されると、やはり僕は変わらずに"終わり"を意識してしまう。

 


まるで別れの手紙を聞いているかのような気持ちになってしまうのだ。

 


おそらくこれが他の色々な曲たちに連なって演奏されていれば、ここまでの受け取りにはならなかったのだろう。

 


未来の希望よりも現在の別れに焦点が当たるのが必然だとしても、ここまで凝縮された切なさの雰囲気が感じてしまうと、申し訳ないが僕には受け入れがたい現実であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おそらく、時間的にはもう終盤に入る頃だろう。

 


現体制では最後となるかもしれないセッションを加えての「さわれない歌」は、少しだけ僕が見たかったロックバンドの姿がそこにあった。

 

 

 

「箱庭ロック・ショー」に切なくなるようなノスタルジーを感じてしまったが、初期の曲が変わらずに終盤の火付け役を担うことに嬉しさを感じた。

 

 

 

「ガリレオのショーケース」の激しさが終わりを意識させたけれど、逆にそれが最後まで見届ける覚悟を持たせてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、聴き慣れたライブセッション。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


少しだけ終幕には早いのかもしれないが、もしそうなっても、今日のライブだと驚きはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう何があっても受け止めるつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ライブの余韻をたっぷりと感じさせるようなセッションは、やはり切なさを感じさせるけれど、それもタイトル通りに終わりを告げてくれるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ライブの幕開けと対をなすように、曲名が叫ばれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「センチメンタルピリオド!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


"自転車を飛び乗って空を探したけど 探したけど 雨"

 


"英雄気取って放物線描いたけど 描いたけど 雨"

 

 

 

このライブのタイトル元となっている「センチメンタルピリオド」は、彼らの最初のアルバム「新世界ノート」に収録されている曲であり、メジャーデビューシングルでもある。

 


過去の周年ライブである「fun time 724」や「プログラム15th」、「ROCK BAND is fun」でも必ず本編のラストに演奏されてきた。

 


彼らにとっての節目に披露される曲であり、今回のライブのタイトルにも採用されたことはある種の必然であると思う。

 


ただ、普段は記念ライブの多幸感のなかで演奏されているが、今回は決して喜びだけが溢れている場ではない。

 


文字通り感傷的な気持ちに終止符を打つためなのであれば、きっとこの曲が適役だったのだろう。

 

 

 

彼らとの思い出が走馬灯のような駆け巡りながら、間近に迫ると別れを覚悟して、じっくりとこの曲を噛み締めた。

 

 

 

"わかってるよ バイバイ"

 

 

 

最後は盛大なアンサンブルで締めるのかと思いきや、それもいつもよりは控えめな演奏で余韻を残していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「あと3曲っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聴き慣れたカウントの雄叫びとともに「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」で会場が熱気でブチ上がった。

 

 

 

「センチメンタルピリオド」でライブが終わらないことは意外だったが、ユニゾンのライブでタイトルを冠した曲で締めないことはザラなので、切ない気持ちで終わらないことにほんの少しだけ安堵した。

 

 

 

さすがに今の精神状態だと体を揺らすくらいしかノレなかったが、この無敵のナンバーのおかげでさっきよりは顔を上げることができた。

 

 

 

そして、もちろん忘れてはならないのが「シュガーソングとビターステップ」

 


ライブの山場で登場するお約束の展開ではあったが、今日このライブに限ってはそれが特別なものに感じられた。

 

 

 

 

 

 

過去にこんな記事を書いてるくらいには思うところがある曲だが、様々なイレギュラーを感じるこのライブでは、そのいつも通りがありがたかった。

 

 

 

それでも何百回もやっているであろうこの曲が普段通りに聴こえない場面もあって、やはり楽しいだけでいられない空間であったことを再認識させられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「UNISON SQUARE GARDENでした」

 

 

 

 

 

 

 


それでも、今日が終わる。

 


泣いても笑っても最後の曲だ。

 


事がここまで来てしまえば、きっと満足のいく結末は見届けられないだろう。

 

 

 

"ロックバンドは楽しい"

 

 

 

僕たちが救われてきたライブは、この瞬間だけ意味が変わっているのかもしれない。

 


それだけのことが起きたのだから、もしそうだとしても受け入れる覚悟はできている。

 


たとえ、終わりが前向きなものでなかったり、振り返りがたいものだったとしても。

 


今日この日に立ち会って、目撃できたことに意義があるのだから。

 


そう信じることができれば、怖いものは何もない。

 

 

 

 


ロックバンドを愛する気持ちが変わることはないのだから。

 


どんな終幕も見届けよう。

 


もし、心に影を落としたとしても、それすら受け入れて前に進んでみせる。

 


だって、僕らはロックバンドに救われてきたのだから!

 


大丈夫、大抵のことではへこたれーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


"敬具 結んでくれ 僕たちが正しくなくても"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ああ、彼らは全部"わかっていた"んだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そう思うと、不思議と涙が止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ここで今日のライブの意味をようやく理解できた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


何となくずっと息苦しさを感じていた。

 

 

 

いつも通りにライブを楽しめないもどかしさ。

 

 

 

何を見ても終わりを感じてしまう景色。

 

 

 

カッコよくて楽しいロックバンドをもっと見れたかもしれない未練。

 

 

 

未来に希望を感じ取れない不安。

 

 

 

 


自分のなかに胸を張って正しいと言える感情はなかった。

 


何よりもノスタルジーに縋っているのは自分だった。

 


未来が好きだなんて言いながら、ずっと過去ばかり見ていた。

 

 

 

 

 

 

ロックバンドの愛にかこつけて、子どもみたいにワガママな感情でこの場の全てを受け入れることができなかった。

 


それを表面的な思いだけ取り繕おうとして、大事なことに何も気づけないままでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


何で、いなくなるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


変わらないでいてくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


明日もライブをしてくれよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


何てカッコ悪いんだろう。

 


そんな状態では、何を聴いても耳に入るわけがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


僕はただロックバンドのいつも通りが壊れるのが怖かったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


でも、言わせてしまった。

 


それは願いにも近い意思表示に聴こえた。

 


きっと彼らにとっても、"正しい"ことではないのだろう。

 


それでも、ロックバンドは今日このときを"結ぶ"。

 


でないと、先に進まないのだから。

 


だからこそ、現在のこの状況でライブすることに意味があるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そう考えたら、何だか泣けてきた。

 

 

 

彼らにそれを言わせてしまった悲しさ。

 

 

 

自分の今日の感情に意味があったことへの嬉しさ。

 

 

 

現実の無情に対する憤り。

 

 

 

改めて未来を進めることへの期待感。

 

 

 

様々な感情が入り混じって、涙が止まらなかった。

 

 

 

"正しくない"ことが答えなら、今は前を向こう。

 


そうして、俯いていた顔は上がっていた。

 


涙が落ちることは変わりなかったけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"風なんかは吹いていないのに 君の心に追いついたせいかな"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この「Catch up,latency」は、20周年記念ライブでもまったく同じ手法で幕開けに披露され、"ロックバンドは、正しくない"を形容していた。

 


あの頃はそれが誇りで、何よりも報われた瞬間で、記念日を見届けることができることがたまらなく嬉しかった。

 

 

 

それが真逆の意味で披露される今日だと意味合いが変わってしまうし、少なくとも前向きな気持ちでいることはできなかった。

 

 

 

けれども、ようやくこのときになって、僕の心はステージ上と重なった気がした。

 

 

 

今日のライブが良かったとは、きっといつまでも言えないと思う。

 


多分、長年追いかけていた人間の気持ちとしては正しくない。

 


誰だって、どんなに未練や悔しさが残ったとしても、最後は幸せな気持ちで終えるのが良いに決まってる。

 

 

それでも僕は今日この日を幸せな思い出として受け入れないだろう。

 


その感情が間違いだとは思わない。

 


現にロックバンドは正しくないままライブをやりきった。

 


それでも彼らは前に進む。

 


だからこそ、この気持ちを否定しないままで未来に目を向けることが、何より自分自身への救いになったのかもしれない。

 

 

自分の感じたままの思いを紡ぐことが確かな希望になると信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「ラスト!オンドラムスタカオスズキ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後は正真正銘の現体制最後のドラムソロ。

 


これに対して、パフォーマンス以上に何か言うのは野暮な気がした。

 


とにかく満足のいく姿でドラムを叩く姿をただただ見入った。

 


これだけ力強い演奏を見ることができたのであれば、未来への不安は少しずつでも取り除いていけると思えた。

 

 

 

 


そして、最後の言葉は文字通りに確かな"火"となって、僕の心を灯した。

 


この火をいつかまた返せることを信じて…今できる精一杯の力強い拍手で送り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…正直に言えば、まだ心にはポッカリと穴が開いていた。

 


今日のライブの意味を実感できたとしても、何かが解決できたわけではない。

 


それでも明日はやってくるし、そこにロックバンドがいないことも変わりない。

 


ただ、未来へ一歩だけ足を進めることができた。

 


その事実だけで、あまり不安は感じない。

 


次はどこへ行こうか?

 

 

 

少なくともそう思えるくらいには。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


UNISON SQUARE GARDEN LIVE 2026「Sentimental Period」 セットリスト

 


1.フレーズボトル・バイバイ

2.アナザーワールド

3.オリオンをなぞる

4.カオスが極まる

5.MR.アンディ

 


6.君の瞳に恋してない

7.桜のあと(all quartets lead to the?)

8.場違いハミングバード

9.Invisible Sensation

10.オトノバ中間試験

11.天国と地獄

12.傍若のカリスマ

 


13.WINDOW開ける

14.クローバー

15.harmonized finale

 


16.セッション〜さわれない歌

17.箱庭ロック・ショー

18.ガリレオのショーケース

19.センチメンタルピリオド

20.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

21.シュガーソングとビターステップ

22.Catch up,latency

 


23.オンドラムスタカオスズキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Thank you,ROCK BAND!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


and…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


SEE YOU NEXT LIVE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DUGOUT ARCHIVIST

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UNISON SQUARE GARDEN'S FAN PRESENTS

 


UNOFFICIAL SENTENCE

EVENT

 


BEST ALBUM

「DUGOUT ACCIDENT」

 


11th ANNIVERSARY COUNTDOWN RELAY

 

letter wiriting fiesta

 

 

「DUGOUT ARCHIVIST」

 

Now on view!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイデアとは、熱意である。

 

 

全てのナンバリングアルバムの祝祭を終えた先の特別な祝祭もおしまいとなる。

 

これまでの盛大で楽しいお祭りを振り返りながら…今回も満足のいく時間を過ごすことができた。

 

それでも、いつかは必ず来るものだから。

 

今ただ、楽しい思い出だけを胸に秘めて、終幕を迎えようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ARCHIVE

 

 

 

1.アストラル新世界を夢見て/くるす

 

 

 

 

2.フ ル パ ワ ー プ ロ グ ラ ム/樒

 

 

 

 

3.徹頭徹尾、物好きへ/べる

 

 

 

 

4.ロックバンドに、感謝を。/にや

 

 

 

 

5.23:25~遊園地の終わり、世界のはじまり/はすのめ

 

 

 

 

6.まぼろしのからだ/なおめろ

 

 

 

 

7.【喜怒哀楽】からくりはうららかで弱光(D.A mix)/ハグルマルマ

 

 

 

 

8.UNISON SQUARE GARDEN ーReport No.001~Is everyone selfish?~/のりん

 

 

 

 

9.天ゴリと地ゴリ/樒

 

 

 

 

10.花言葉不信日記(D.A mix)/まちせ

 

 

 

 

11."ワルツ"が見せた魔法/ナツ

 

 

 

 

12.あの鳥には、世界はどう見えていたんだろう―「場違いハミングバード」を通して見た世界―(D.A mix=加筆修正版)/さだくに

 

 

 

 

13.箱庭、それは朽ちないテラリウム/栗花落

 

 

 

 

14.回る地球から追い、追い続ける君が作り出す新たな夢/てるる

 

 

 

 

15.路地裏と超新星/グリクラーゲン

 

 

 

 

16.さわれない、明日へ/ナツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ終幕の合図。

 

次に会えるのはすぐなのか?それともまだまだ先なのか?

 

答えはきっと誰も知らない。

 

 

 

文字はどこだ?

 

 

でも、もしまた僕らが文字を紡ぎたくなるときが来れば。

 

それはきっと遠くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

SEE YOU NEXT SENTENCE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【DUGOUT ARCHIVIST】さわれない、明日へ【さわれない歌】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※この記事は2026年7月15日18時30分以前に書いたものです。UNISON SQUARE GARDEN LIVE 2026「Sentimental Period」やそれ以降についての言及はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"僕が今日も旅に出る理由は 多分君には教えないけどね"

 

"届くなら let me sing,let me sing 誰にもさわれない歌をずっとね"

 

 

 

 

まさにこの歌詞通り、彼らが旅に出る理由を僕は教えてもらうことはなかった。

 

 

UNISON SQUARE GARDENは、2026年7月15日に行われるライブ「Sentimental Period」をもって、現体制での活動終了を迎える。

 

 

誰もが続くと思っていたロックバンドの歩みが止まることに驚きは禁じ得なかった。

 

正直、何か言葉にまとめようとすると、うまく表すことができない。

 

それくらい衝撃的なことだった。

 

決まってしまったことと受け入れたつもりでも、それを何かで形容しようとすれば躊躇いが生まれてしまう。

 

ただ、不思議と未練はない。

 

ロックバンドにはたくさんのものをもらった。

 

好きであり続けた時間は本当に充実していた。

 

 

多幸感溢れる楽曲やライブに心は何度も跳ね上がった。

 

悔しくて立ち上がれないときに彼らの姿を思い浮かべて何とか踏みとどまったこともある。

 

 

あの日、心を奪われたセットリスト。

 

初めて参加したツアー。

 

灰色の気持ちで観たライブ。

 

唯一無二の存在感だったフェス。

 

誰でも観れるわけではない景色に到達できた記念ライブ。

 

滅多に観れない姿も垣間見えるFCライブ。

 

 

そんなロックバンドを追いかけてきた"過去"があるからこそ、自分は戸惑うことなく振り返ることができる。

 

そして、そんな満ち足りた時間があったからこそ、"現在"を力強く歩んでいける自信がついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、"未来"は?

 

 

 

 

 

 

 

 

ロックバンドがいない、明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

生きがいが見えない、明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして何を頼りにして良いのかわからない、明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

満たされた過去も、憂いのない現在も、未来保障が見えないことには明日に繋がらない。

 

その一点だけが不安でならない。

 

僕が彼らを知ったのは約15年前…まだ10代だった。

 

人生の2/3ほどの期間である。

 

そんな長い年月のなかで少しずつ存在が大きくなったバンドだからこそ。

 

この先に何が起こるのか想像がつかない。

 

魔法は解けるし、行き着いた先が望んだものでないこともある。

 

世の中に万能なものは存在しない。

 

確かに覚悟していたことではあるが、それに直面したときに向き合う術をまだ僕は持たない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、それをロックバンドは助けてくれるわけじゃない。

 

少なくとも直接的なやり方では。

 

これからもロックバンドが健在だったとしても、その部分が変わることはなかっただろう。

 

 

 

"もしも君が孤独の中に居て 泣き声も聞いてもらえないもらえないなら 思い切り泣けばいい 立ち上がる頃に強くなる"

 

思えば、僕らはいつも自分の力で立ち上がってきた。

 

ロックバンドは差し出された手を取ることはない。

 

それが例え救いを求める手だとしても。

 

でも、それは無慈悲なわけじゃなくて…

 

 

"もしも僕が君の前まで来て  何かできることがあるとしても この手は差し出さない きっかけは与えたいけれど"

 

手は取ってくれないけれど、彼らなりの誠意がそこには潜んでいるのかもしれない。

 

人は正しく生きることはできない。

 

どんな選択をしたとしても、この世のどこかで矛盾を生み出してしまうからだ。

 

同時に間違えることも意外と難しい。

 

何かうまくいかないとしても、取り返しのつかないことになるまでの間に引き返すことは容易である。

 

だから、人は間違えない限りは何度でもやり直すことができる。

 

けれども、そのためには歩き続けなければならない。

 

あるいは、生きるということになるだろうか。

 

その場に座り込んでも、立ち尽くしてもいい。

 

決して歩みを止めなければ、何かが変わるその日がやってくるかもしれない。

 

必要なことは自分の力で叶えなければならない。

 

どんなに敬愛していたとしても、他の何かが救える余地はきっとないはずだ。

 

だからこそ、彼らはこう歌うのだろう。

 

 

"それでも君が手を伸ばすのなら 何度でも伸ばし続けるのなら その答え that is true,that is true 誰にも邪魔できないよ きっとね"

 

誰にも頼らずに伸ばし続ける手はきっと尊いものである。

 

少なくとも何かを当てにすることがない限りは。

 

それは正しいとか、間違ってるとか関係なく、紛うことのない真理なんだろう。

 

それがわかっているからこそ、ロックバンドと僕らは相入れることはない。

 

一生、愛すべき他人なのだ。

 

だからこそ、もらえるものは"きっかけ"だけ。

 

大好きなあの曲が今日も最高だとか。

 

今夜のライブも楽しいだとか。

 

ロックバンドの強さに憧れるとか。

 

UNISON SQUARE GARDENという存在は、そんなたくさんの"きっかけ"が溢れている。

 

彼らの活動に触れることで、失われた何かや新しい感情が湧き上がり、自分だけの大切なものを得たような気持ちになっていく。

 

 

"近づきすぎないで ちょうどいい温度感であれ"

 

どこかで歌う彼らと一時だけ交わる瞬間、僕らはその場限りの共犯関係となる。

 

物好き?薪?呼ばれ方は色々あるのかもしれない。

 

でも、見えないしさわれない存在に支えられてきた事実だけは揺るぎない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何だ、本質的にはこれからも変わらないじゃないか。

 

いくら渇望してもあの頃みたいな未来は望めないかもしれない。

 

それこそ触れようと手を伸ばしても掴めないだろう。

 

でも、なくなったわけじゃない。

 

見えなくても、気づかなくても、確かに感じ取れるものがある。

 

笑われても、バカにされても、信じ続けたものがある。

 

それは過去も未来も変わらない。

 

どんなに苦しくても歩き続けた僕らなら、きっとそれを忘れることはない。

 

自分たちのなかで刻んだ記憶は確かなラベリングで未来永劫残っていくんだろう。

 

そんなさわれない明日なら、少なくとも僕は怖くない。

 

未来への不安を甘んじて受け入れよう。

 

それがいつかの幸せになると信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年7月15日、30度を超えた会場はそれだけでは説明できない熱気に包まれていた。

 

ここにいる人たちは思い思い感情を抱えているんだろう。

 

不思議と今は不安はない。

 

今までたくさんのものをもらってきたから。

 

そして、これからは見えない明日とも向き合う覚悟もできたから。

 

ただ、純粋に彼らの音楽を楽しむことができそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロックバンドはやっぱり楽しい!!

 

 

 

 

 

 

DUGOUT ARCHIVIST トレイラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UNISON SQUARE GARDEN'S FAN PRESENTS

 


UNOFFICIAL SENTENCE

EVENT

 


BEST ALBUM

「DUGOUT ACCIDENT」

 


11th ANNIVERSARY COUNTDOWN RELAY

 


「DUGOUT ARCHIVIST」

 


2026.07.06〜2026.07.22

 

 

 

 

 

 

 

 

"物好き、文字書き、大暴れ"

 


祝祭はいつか終わるもの。

 


魔法がかかった大好きな場所もずっと留まることはできないのかもしれない。

 


それでも、書き続けた先に芽生える何かはある。

 


だから、この盤外の記録が役立つときが来るのかもしれない。

 


今は結実を見届けることだけしかできないけれども。

 


僕らの書いたものが未来に残ることをはなむけにしていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文字書きの祝祭はここで一つの区切りを迎えるのだろう。

 

奇しくもこのタイミングなのは、神様の思し召しか?

 

…いや、きっとこの場に神頼みなんて考えはそぐわないだろう。

 

僕らにできるのは、ただ真摯にロックバンドと向き合うことだけ。

 

 

今回の企画独自の取り組みとして、

 

 

①過去企画からの記事再掲

 


②過去企画からの記事加筆修正

 

を予定している。

 

過去も現在も混在するなかで、未来に向けて節目を迎える…そんな瞬間をぜひ見届けて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

スケジュール(敬称略)

 

 

 


7/6(月) 1.アンドロメダ/くるす

 

 

 

 

 

 

7/7(火) 2.フルカラープログラム(D.A style)/樒

 

 

 

 

 

 


7/8(水) 3.徹頭徹尾夜な夜なドライブ/べる

 

 

 

 

 

 


7/9(木) 4.ガリレオのショーケース(D.A style)/にゃ

 

 

 

 

 

 


7/10(金) 5.23:25 (D.A mix)/はすのめ

 

 

 

 

 

 


7/11(土) 6.夕凪、アンサンブル/なおめろ

 

 

 

 

 

 


7/12(日) 7.kid,I like quartet (D.A mix)/ ハグルマルマ

 

 

 

 

 

 


7/13(月) 8.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと(D.A mix)/のりん

 

 

 

 

 

 


7/14(火) 9.天国と地獄/樒

 

 

 

 

 


7/15(水) 10.未完成デイジー(D.A mix)/まちせ

 

 

 

 

 

 


7/16(木) 11.シャンデリア・ワルツ/ナツ

 

 

 

 

 


7/17(金) 12.場違いハミングバード(D.A mix)/さだくに

 

 

 

 

 


7/18(土) 13.箱庭ロック・ショー(D.A style)/栗花落

 

 

 

 

 


7/19(日) 14.クローバー(D.A mix)/てるる

 

 

 

 

 

 


7/20(月) 15.プログラムcontinued/グリクラーゲン

 

 

 

 

 

 


7/21(火) 16.さわれない歌/ナツ

 

 

 

 

 


7/22(水) DUGOUT ARCHIVIST

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"全部を成就してしまうような祝祭をくれよ"

 

行き着いた先はどこだろうか?

 

まだわからないけれど、未だに僕らは歓喜と緊張の最中。

 

終幕を迎える頃には答えが出ているのかもしれない。

 

せめて、僕らの今の思いが何かしらで叶うことを願いながら…。

 

ただ、今日も文字を書いていく。

 

 

 

 

 

 

Word Craft will be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UNISON SQUARE GARDEN'S FAN PRESENTS

 


UNOFFICIAL SENTENCE

EVENT

 


1st ALBUM

「UNISON SQUARE GARDEN」

 


17th ANNIVERSARY COUNTDOWN RELAY

 

letter wiriting fiesta

 


「Word Craft will be continued」

 

Now on view!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"文字書きは、楽しい"

 

企画としては史上初の1人による全記事執筆、そして、共作形式での投稿。

 

普段通りではあるけど、全てが新しい試み。

 

そんな一風変わった祝祭も今日で終わりを告げる。

 

行き着いた先は、全部の数字を繋いだ景色。

 

達成感以上に全ての曲に触れてきた楽しさが勝るかもしれない。

 

これまで関わった文字書きに感謝の気持ちを込めながら。

 

高らかに終幕を宣言してしまおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

Scene

 

 

 

1.狂う

 

 

 

 

 

2.TOUR202X センチメンタルcontinued(妄想)

 

 

 

 

 

3.彼らはいつも三歩前

 

 

 

 

 

4.年末年始をテンポアップさせてみた

 

 

 

 

 

5.超天変地異ダンシングは地球規模で

 

 

 

 

 

6.パーティーは終わらない

 

 

 

 

 

7. デキる男は窓の開け方で決まる〜換気に歓喜する4つの思考術〜

 

 

 

 

 

8.時代の彼方の行く末は?

 

 

 

 

 

9.いつかのぼくへ

 

 

 

 

 

10.新世界物語は片隅に

 

 

 

 

 

11.女神は未来を唄う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"わかっているから、続いてくれ"

 

終わりはいつか来るからさ。

 

せめて、明日は続くように。

 

文字書きは今日も未来を紡ぐ。

 

大丈夫、その視線の先は盛大な衝撃が待っているから。

 

今はただ、その祝祭に備えようか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SEE YOU NEXT SENTENCE!!

 

 

 

 

【Word Craft will be continued】女神は未来を唄う【クローバー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マーメイドスキャンダラス」を聴いて、おとぎ話の「人魚姫」を連想する人はきっと多いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"12時時計塔の下 新しいワンピースで"

 

"雨のせいでたどり着いてしまった 無機質なおとぎ話の結末は"

 

"そっと抜け出したパーティーも 大好きだったあの映画も"

 

 

では、この「クローバー」という楽曲を聴いて、とあるおとぎ話を連想する人はどれくらいいるのだろうか?

 

もし連想できたするのならば、おそらく答えはあまり変わらないだろう。

 

そう、あの灰を被ったお姫さまのお話を。

 

一瞬だけのパーティーの煌めきも、運命に導かれるような再会も…UNISON SQUARE GARDENというロックバンドの存在にリンクする部分が大きいように感じる。

 

ただ、マーメイドスキャンダラスのように密接なリンクやインスパイアを感じるといえば、答えはノーとなってしまうのかもしれない。

 

今記事の共作者であるてるるさんは、マーメイドスキャンダラスを人魚姫とは異なるが、非常に近しいテイストのおとぎ話を見ているかのようだと上記のブログで形容していた。

 

では、クローバーはどうだろうか?

 

いわば、創作の外である"第四の壁"を超えず、読み手としてそのストーリーをのぞいているのが前者であるとして。

 

クローバーはもっと身近な…近しい目線を覗くことができる曲であるように感じる。

 

"君がここにいないことで あなたがここにいないことで まわってしまう地球なら別にいらないんだけどな"

 

あえて、"君"と"あなた"と別の二人称を使っている歌詞。

 

君はきっと目の前の誰かを指しているような近い目線を感じるが、あなたは別のテイストであるようにも捉えられた。

 

例えば、過去の愛おしい記憶だったり、未来の希望に思いを馳せたり…同じ相手だとしても、どこか時間軸が異なるような違いも感じられたように思う。

 

君に近しい存在の軽やかさを感じるとしたならば、あなたは一聴では語れないような大切な強い気持ちがあるのではないだろうか。

 

そんな現在とその前後が交わる歌詞たち。

 

そして、そんな世界はいらないとはっきり宣えてしまうような意志の固さ。

 

どこか破滅的かもしれないが、それでも揺るぎない思いを感じざるを得ない純粋な思いは決して客観的な立場では吐けない言の葉であるのだろう。

 

その後に続く歌詞たちも…

 

"未来のパズルに続いてる"

 

"また会おうって言ったフローリア"

 

花の女神が未来への希望を紡ぐことで、その関係性が決して崩れることなく、これからも続くことが示されているようにも捉えられる。

 

気づけばその思いに感情移入してしまう…歌い手や作り手とリンクしてしまうような胸に灯る熱い何かを感じてしまう。

 

自分自身が曲の世界観の入り込こんでいくような…そんな没入感を味わっているのかもしれない。

 

"雨のせいでたどり着いてしまった 無機質なおとぎ話の結末は"

 

"今日になれば誰も覚えてないよ"

 

"ただひとつだけ気になることがあるんだが"

 

その結末はシンデレラのようにハッピーエンドなのか?

 

それだと、ある意味で無機質な結末になるのだろうか?

 

だとすれば、この曲もはっきりとおとぎ話とリンクしているのかもしれない。

 

文字通り…定型文すぎて誰の記憶にも残らないのかもしれないが。

 

そんなある種の諦めに近い感情も歌声からは感じられるが、それでも何かを伝えたい…そんな希望を醸し出す展開から最後の主旋律に繋がっていく。

 

何か諦めきれないような強い強いメロディに乗せられて。

 

そうして、1番のサビを繰り返した後に、最後にとある一節が加えられていた。

 

"「好きだよ」って言ったフローリア"

 

それは、大仰なおとぎ話ではあまり味わえないようなストレートな思いの結晶である。

 

きっとパズルみたいにバラバラで、完成系はまだ見えないのが現在であろう。

 

宝石みたいな煌めきも砕けていてはまだ価値を感じられないのかもしれない。

 

では、その結末は杓子定規な内容になるのだろうか?

 

答えはおそらくノーだと思う。

 

女神が愛の言葉を唄うのならば。

 

それは誰も見たことのない未来に繋がっているのだろう。

 

まやかしではない、生きる価値のある世界が待っているはずだ。

 

幸せな気持ちで"あなた"を見つめる。

 

そんな確かな未来が僕にはハッキリ見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

SPECIAL THANKS!:てるるさん

 

 

 

 

【Word Craft will be continued】新世界物語は片隅に【箱庭ロック・ショー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"全てのストーリーを流線型にしたいくらい"

 

 

 

"溢れ出す風景を、ステージ、そこに見たいくらい"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"全てのストーリーを流線型にしたいくらい"

 

 

 

"溢れ出す風景を、ステージ、そこに見たいくらい"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"全てのストーリーを流線型にしたいくらい"

 

 

 

"溢れ出す風景を、ステージ、そこに見たいくらい"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"全てのストーリーを流線型にしたいくらい"

 

 

 

"溢れ出す風景を、ステージ、そこに見たいくらい"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし自分自身が真ん中の世界があったとして。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに描けるのはどんな物語だろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はきっと、それをノートの中央に記すことはないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい世界が見れるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流れ星のようにひとすじの道を作ることができるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、そんな前の晩が怖くて、ひっそりと片隅に書いてしまいそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで空気抵抗を極限まで減らすかのような…丸みの帯びた文字で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、凹凸さえも減らした一片の無駄のない物語にして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"それはどんな感じだ?"

 

 

それはきっと秋の星座のような新たな出会いが待っているんだよ。

 

 

 

出会った誰かに喜びと不安を込めて、"ハロー"と伝えてみせるよ。

 

 

そんなもう一つの世界=新世界への祝祭の鐘も、止まないの雨も、全て置き去りにして、僕らは進むしかない。

 

ほら、思ったよりもキレイだろ?なんて腹を括れるくらいには。

 

さあ、そろそろ出発しようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"低空の低空を走ってるのが僕なら"

 

 

高く飛び上がることはできるのかもしれないけれど。

 

掴んだ手を離してしまいそうだから。

 

流線型を崩さないように丸みを保ってしまおう。

 

いつか世界の音が聴こえなくなったとしても?

 

それも別に悪かないのかもね。

 

たとえ古い世界に別れを告げてしまっても。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"さよなら 僕が愛した"

 

 

愛したものが排除されるのは許せない。

 

けれど、僕が愛したものは誰かにとっては無価値かもしれなくて。

 

「それがどうした?」なんて宣うけれども。

 

その震えた声が全てを物語っていて。

 

少しずつ何かが狂っていく音が聴こえる。

 

僕らにある選択肢は別れを告げることだけ?

 

悩むだけで朝も夜も来てしまうのならば。

 

せめて今日を違う世界に飛ばしてしまいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

"何処へ行ったの?また会えるかな"

 

 

強い光で線をひかれたキャンパスには何も描くことができない。

 

それはまるで世界の断絶?

 

溶けた絵の具は筆に乗って滴るだけ。

 

天才は作り上げた昨日を覗く、凡才の僕は作れない明日に焦がれる。

 

ただ、誰かに届けたいだけなのに。

 

そんな一つの物語の結末。

 

 

 

 

 

 

 

 

"気付かないまま一人ぼっち"

 

 

世界に耐えれる強度を持てたとしても。

 

それは特効薬の成せる業?

 

耳を塞ぐことをやめて、世界の音が聴こえた先に待っているものは。

 

時間も同化して、どうかしてしまった瞬間に…空を浮かぶ僕は何を感じる?

 

きっとなくした影が見えるから、朝焼けが怖いことだけは何となくわかってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"現実に負けないスケールで新世界が描けるなら"

 

 

突き詰めた先は"箱庭"…小さな庭で描かれる僕らの新世界は、決して派手なものでないかもしれない。

 

でも、だとしても、その世界には素晴らしいものが満ち溢れている。

 

現実の広さには簡単には負けないくらいのスケールで。

 

パンジーの花言葉は「慎ましい幸せ」。

 

ひっそりとノートの片隅に存在するような世界は、ちっぽけかもしれないけれど、確かな多幸感に包まれている。

 

その辿り着き方はきっと何通りもあるし、人の数だけ世界も存在しているのかもしれない。

 

でも、箱庭のなかで世界は循環し続けて、何にも負けないエネルギーを生み出しているのは確かだ。

 

そんな"流線型のストーリー"。

 

ちなみに"流線型"の最後尾はどうも尖っているらしい。

 

極限まで突き詰めた形状の先端が尖っているのであれば…時代も社会も案外容易く突発できてしまうのかもしれない。

 

そんな小さくても莫大な生命力の行き先には何が描かれるのだろうか?

 

それは、きっと壮大な人生のステージ。

 

僕にもいつか見えるだろうか?

 

そしたら、何て言うだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

"思ったよりきれいなもんだ"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"ハロー"「新世界ノート」

 

ひっそりと書いたぼくらの物語が産声をあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

SPECIAL THANKS!:オレンジさん