UNISON SQUARE GARDENで1番好きな曲は何か…大体の物好きが考えたことがある話題でしょう。
僕の答えは過去でも現在でも1度たりとも変わったことはありません。
そう、「マスターボリューム」です。
UNISON SQUARE GARDENの2ndシングル表題曲であり、1stアルバム「UNISON SQUARE GARDEN」に収録されている活動初期の中心曲の一つである。
そして、僕にとっては15年前にユニゾンを知って初めて楽曲を聴き漁った際に最も心惹かれた曲であり、それが2026年現在も更新されたことは1度もない。
UNISON SQUARE GARDENにとってのポップの源流が「センチメンタルピリオド」だとしたら、ロックの源流「マスターボリューム」だろう。
仮面ライダーでいう2号、ホームズでいうワトソン…そんな双璧を成すような存在だと個人的には思っている。
だが、このマスターボリューム……
とにかくライブで披露される回数が極端に少ない!!!!
何と「マスターボリューム」…ライブで披露される回数が極端に少ないのである。
同じ頃にリリースされた「センチメンタルピリオド」も数は多くないが、必ずといっていいほど記念ライブの最後にやっていたりするので、知名度や重要度で大きく水を開けられている感は拭えない。
ちなみに筆者はユニゾンのライブに行き始めて12年ほどになるが、自分が参加したライブでマスターボリュームが披露されたのはたった5回である。
これは近い時期に発売された「cody beats」や「スカースデイル」よりも少なく、ライブに参加し始めた頃に発売されていたシングル曲としてはかなり頻度が少ない部類だと思う。
12年といえば、小学生1年生も大体高校を卒業しているし、何なら成人している。
極めつけは、2024年10月から行われたツアー「20th BEST MACHINE」では、ほとんどのシングルがライブで披露されたなかで、「マスターボリューム」はまたしてもセトリ入りしなかった。
過去数年でセトリ入りしていた「cody beats」や「スカースデイル」、「harmonized finale」などが入らないことは理解できるが、「マスターボリューム」が正式にツアーでセトリ入りしたのは、何と2014年の「桜のまえ」が最後となっている。
一応の理由としては、「カオスが極まる」や「世界はファンシー」、「Phantom Joke」などの最新のロック系楽曲が台頭してきたこともあり、セトリ入りする余地がないことは何となく納得はできる。
ただ、貴重な初期シングルが周年ツアーや武道館でセトリ入りすることなく終わっている昨今の現状は、多少の疑問を浮かばざるを得ない。
今回の記事では、直近のマスターボリュームがセトリ入りしたライブをピックアップし、その起用法について検証していきたいと思う。
そして、どうすれば僕がマスターボリュームと再び出会えるかどうかを考えていきたい。
① [Alexandros] presents THIS FES '25 in Sagamihara
「マスターボリューム」な最も近い時期に披露されたのは、2025年11月1日に行われたAlexandros主催のフェス「THIS FES」である。
このときは「カオスが極まる」に続いて3曲目で披露されており、貴重なマイナーキーシングル同士の組み合わせで登場することになった。
他にも、2025年の「JAPAN JAM」や2024年のMy hair is Badとの対バン「三燦燦」でもセトリ入りしており、フェスや対バンなどのライブでの登場が近年は多いのかもしれない。
そんな飛び道具的な使い方をするから滅多に出会えないのでは…?
②流星前夜 -rebirth-
UNISON SQUARE GARDEN20周年とCLUB Que30周年を記念して開催されたワンマンライブ「流星前夜 -rebirth-」ですが、こちらはユニゾンが初めて行ったワンマンライブ「流星前夜」のリバイバルライブである。
当然、初期の曲しか披露されず、滅多にセトリ入りしない「サーチライト」や当時音源化されていなかった「星追い達の祈り」などが演奏され、かなりレア度の高いライブとなった。
もちろん「マスターボリューム」も披露されたが、当時は新曲だったらしく、MCも合わさってかなり特別感のある様子で演奏されたらしい。
ちなみに筆者が数少ないライブで出会ったことのある「Revival Tour "Spring Spring Spring"」も2012年のツアーのリバイバル公演であり、比較的昔のライブでは演奏機会も多かったことが伺える。
「Club Que」のキャパ、2500人くらいにならないかなぁ…(普通に抽選外れた)
③LIVE HOLIC -ROCK BAND DREAM-
2023年に行われた「LIVE HOLIC -ROCK BAND DREAM-」というフェスでは、メジャーバンドとインディーズバンドがそれぞれ出演し、メジャーバンドはインディーズ時代の楽曲を必ず披露するという触れ込みのもとで開催された。
そんななかで、UNISON SQUARE GARDENは全曲インディーズ時代の楽曲(メジャーアルバムにも収録)でセトリを組むというウルトラCを叩き込み…観客を驚きと興奮の世界へと導いていた。
もちろん「マスターボリューム」も終盤で披露されており、インディーズ時代というデカすぎる制約のもとではあるが、バンドからも熱い信頼がある楽曲であることが伺えた。
ちなみに僕の過去5回の「マスターボリューム」遭遇の内で最近のものは、リバイバルツアーとこのフェスのみという制約下でのライブだったため、個人的には何の縛りのないライブで出会うことを現在でも望んでいる。
若手バンドへのかまし方が異次元すぎるし、そこで出会えるのは一周まわって何だか複雑でした。
④LIVE (in the)HOUSE 2
こちらの記事でも触れているが、2020年に行われた配信ライブ「LIVE (in the)HOUSE 2」でも披露されており、こちらは何と1曲目での登場となった。
元々、セットリスト投票を行っており、その31〜70位の楽曲でセトリを組むことが明言されていたが、「LIVE (in the)HOUSE 2」の名前の通り、"2nd"シングルである「マスターボリューム」がフィーチャーされ、何と配信という媒体を活かしたMV再現という演出も盛り込まれた。
その他にも「fun time COUNTDOWN 2021-2022」や2022年の「音楽と行こう by au 5G LIVE」といった配信ライブでの登場も多く、映像という媒体に縁がある曲なのかもしれない。
配信ライブで会えるのは大変ありがたいんだけど、生のライブでも余計に巡り会いたくなってしまう二律背反。
他にも海外ライブや2015年の武道館ライブでの出番もあったが、2020年代での主だったセットリスト入りしたライブは以上となる。
…改めて見ると、極めて特殊な登場の仕方をしている曲だとは思う。
色んな制約を取り払うと、最も登場しやすいのはフェスや対バンであり、昨今はユニゾンのロックや捻くれ度合いを体現するような役割を担っているのかもしれない。
そう考えると、初期シングルとしてはある意味で破格の待遇と言えるのではないだろうか?
…「Charisma &Princess」にも「うるわしの前の晩」にもセットリスト入りしなかった以上は、ワンマンライブでの登場は何時になるやらといった感じだが。
コロナ禍前は「Patrick Vegee」ツアーの1曲目にやる構想もあったらしいが(延期のため実現せず)、それも配信ライブ系で成就させてしまった感もあるので、ますます遠い先の話になりそうで恐ろしい。
こんな妄想を垂れ流しても、セトリ予想で延々と「マスターボリューム」を入れ続けても、まったく現実に起こる気配がなくて寂しい。
何かもう捩じ込む隙間もなくなってきたかもしれない。
だけども、諦める気はない。
2026年は「マスターボリューム」の年と信じて。
今日も僕は予想に「マスターボリューム」を入れ続ける。
たとえ、何度も悔しい歴史を積み重ねたとしても。
"マスターボリューム: A History of Predictions”
2025
VS 「うるわしの前の晩」
Predictions(中盤の締めと予想)
6.セッション〜meet the world time
7.MIDNIGHT JUNGLE
8.マーメイドスキャンダラス
9.マスターボリューム
Result
6.セッション〜ため息 shooting the MOON
7.アトラクションがはじまる(thay call it "No.6")
8.マーメイドスキャンダラス
9.いけないfool logic
10.傍若のカリスマ
傍若という最新曲の強さ…ただ、4→6→8枚目をやるなら、一つ上に2枚目(シングル)があってもいいんじゃないですかね!
VS「Charisma &Princess」
Predictions(中盤の締め)
6.instant EGOIST
7.Silent Libre Mirage
8.マーメイドスキャンダラス
9.憂鬱はプリンセス
10.アンチ・トレンディ・クラブ
11.マスターボリューム
Result
5.3minutes replay
6.kid,I like quartet
7.アトラクションがはじまる(they call it "No.6")
8.Silent Libre Mirage
9.世界はファンシー
10.like coffeeのおまじない
まさかのlike coffee…そして、アトラクション採用されすぎじゃない!?
2024
VS「20th BEST MACHINE」
Predictions(ドラムソロ)
12.アナザーワールドエンド
13.ドラムソロ〜マスターボリューム
14.桜のあと(all quartets lead to the?)
15.Catch up,latency
16.fake town baby
17.シュガーソングとビターステップ
18.kaleido proud fiesta
Result
14.アナザーワールドエンド
15.セッション〜桜のあと(all quartets lead to the?)
16.MR.アンディ
17.fake town baby
18.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
19.シュガーソングとビターステップ
絶対あのセッションはマスターボリュームの雰囲気あったよね?!ちょっと予想当たってるのがまた哀愁を誘う…!
VS「fun time 歌小屋」
Predictions(中盤の締め)
4.流星行路
5.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
6.世界はファンシー
7.マスターボリューム
Result
4.23:25
5.kid,I like quartet
6 MR.アンディ
7 to the CIDER ROAD
いや、20周年まさかのMR.アンディ推し!!
2023
VS「"Ninth Peel" next」
Predictions(中盤の締め)
5.マジョリティ・リポート(darling,I love you)
6.蒙昧termination
7.もう君に会えない
8.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
9.さよなら第九惑星
10.マーメイドスキャンダラス
11.マスターボリューム
Result
7.ドラムソロ〜ここで会ったがけもの道
8.アンチ・トレンディ・クラブ
9.きみのもとへ
10.いけないfool logic
11.カオスが極まる
マイナーキーシングルが3連チャンで中盤の締めだったので、次はマスターボリューム!と期待してたんですが、まさかのカオスが極まるに戻るの法則でした。
とりあえず早く次のライブスケジュールを教えてください!!
切実に!イヤホントマジで!!
SPECIAL THANKS!:べるさん