いよいよあと数時間後となりました、UNISON SQUARE GARDENの配信ライブ第2弾「LIVE(in the)HOUSE2」。
今回は前回募集したリクエスト投票の31〜70位の曲からセットリストを組むことが明言されています。
前回の記事では、その時点での田淵のブログにおけるヒントを元にセットリストを作りました。
そこからさらにブログやインタビューなどで、かなりのヒントが出されており、その結果セットリスト予想も大幅に作り変えることになりました。
まずは改めてヒントのおさらいをし、そこから導き出したセットリスト予想の完成版を紹介していこうと思います。
※これ以降はランキングにおけるネタバレが多数ありますので、まだ見ていない方はここで記事をいただくようお願いします。
まずはブログでのヒントについて。以下のように紹介されていました。(文章は公式ブログより引用)
ヒント①
・32位は「春が来てぼくら」である。今回はやらない。
・シングル曲のランクインは6曲。このうち4曲をセットリストに組み込む。
・カップリングは10曲ランクインしている。
・それぞれアルバムごとに次の曲数がラインクインしている。
インディーズ1st:1曲
メジャー1st:2曲
2nd:4曲
3rd:3曲
4th:6曲
5th:5曲
6th:2曲
7th:5曲
ヒント②
インディーズ1stとは新世界ノートのことで、今回ランクインしている曲はセンチメンタルピリオド、箱庭ロック・ショー、さよなら第九惑星の次に得票の多かった曲である。
配信シングルであるMR.アンディ-party style.-とSilent Libre Mirageは先述のブログでのシングルとしてはカウントしておらず、どちらも70位までにランクインしていない。
61位~70位の間でセットリストに入る曲は4曲、そのうち1曲はカップリング曲である。
71位はkid, I like quartetである。
ヒント③
71位以下の各アルバムの一番ランクが高いのは下記の通り。これより票数の多かった曲がランクインしている。
インディーズ1st アナザーワールド (109位)
インディーズ2nd 流星前夜(76位)
1st クローバー(80位)
2nd キライ=キライ(74位)
3rd kid, I like quartet(71位)
4th Miss. サンディ(89位)
5th 流れ星を撃ち落せ(81位)
6th アトラクションがはじまる(77位)
7th Dizzy Trickster(75位)
カップリング ノンフィクションコンパス(72位)
ヒント④
ランキングに入った全ての曲がセットリストに入ったアルバムは「新世界ノート」「UNISON SQUARE GARDEN」「Dr.Izzy」である。
逆にセットリスト組み入れ率が一番低かったオリジナルアルバム「Catcher In The Spy」である(5曲中1曲)
カップリング曲でセットリストに汲み入れたのは一番披露の回数が少ない楽曲である。
さらにはインタビューにおいて、セットリスト入りした曲についてのヒントも掲載されていた。曲は全部で3曲。
⑴「UNISON SQUARE GARDENの機材車ラジオ」を聴いている人にはお馴染みの曲。
⑵インディーズ時代の曲を1曲やる。
⑶昨年の自主企画で1度だけやった、4月の「fun time HOLIDAY8」の肝になるはずだった曲。
けっこうな情報量になりましたが、これらを元に再びランクインした曲を考えてみました。
インディーズ1st:ライトフライト
メジャー1st:マスターボリューム、サンポサキマイライフ
2nd:チャイルドフッド・スーパーノヴァ、ライドオンタイム、夜が揺れている、23:25
3rd:カウンターアイデンティティ、未完成デイジー、シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜
4th:like coffeeのおまじない、お人好しカメレオン、セレナーデが止まらない、流星のスコール、crazy birthday、君はともだち
5th:シューゲイザースピーカー、蒙昧termination、何かが変わりそう、天国と地獄、黄昏インザスパイ
6th:パンデミックサドンデス、Cheap Cheap Endroll
7th:オーケストラを観にいこう、fake town baby、MIDNIGHT JUNGLE、夢が覚めたら(at that river)、10% roll,10% romance
B.C:ガリレオのショーケース、スノウリバース、UNOストーリー、誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと、ラブソングは突然に〜What is the name of that mystery?〜、セク×カラ×シソンズール、シグナルABC、ラディアルナイトチェイサー、Micro Paradiso!、ぼくたちのしっぱい
Other:春が来てぼくら、Catch up,latency
70位以下の曲にkid〜やアトラクション、流れ星というセトリ予想の肝にしていた曲がランクインしてたのがかなり驚きでしたが、今回は総じてポップな曲調の曲が上位入りしてるので、ギターサウンドが強い曲は軒並み不利だったのかもしれませんね。
さらにはロック色の強い「Catcher In The Spy」のセットリスト組み入れ率が低いことからも、それが顕著に現れているようにも思われます。
またインタビューの記事の答えを予想するならば、
⑴未完成デイジー
⑵ライトフライト
⑶シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜
と考えます。
⑴は誰しもわかるでしょうし、⑵に関してもインディーズ1stで挙げられていない曲のなかで、人気高い「ライトフライト」の可能性が高いかな。
⑶に関しては、わかる範囲内のヒントということなので、自主企画ということが明言されている「fun time HOLIDAY7」に絞って考えると。
同じく昨年1度しか演奏していない「エアリアルエイリアン」や「君はともだち」がツアーの肝になることはイメージできないので、「シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜」の可能性が1番高いのではないかな。
幸いにも前回のセットリスト予想でもかなり良いところに置いていましたので、この曲に関しては現状予想と合っているのでは?と勝手に期待しています。
これらのヒントから、現状考えられるセットリストを作ってみました。
前回のセットリストの考え方が大幅にズレてしまうヒントもたくさんありましたが、できる限り自分の考えた骨子の部分はそのままにして考えました。
今回はまず全体のセットリストを見てもらってから解説をしていこうと思います。
セットリストはこちらです。
1.シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜
2.何かが変わりそう
3.Catch up,latency
4.Cheap Cheap Endroll
5.サンポサキマイライフ
6.like coffeeのおまじない
7.チャイルドフッド・スーパーノヴァ
8.オーケストラを観にいこう
9.新曲
10.流星のスコール
11.未完成デイジー
12.ぼくたちのしっぱい
13.ライトフライト
14.パンデミックサドンデス
15.23:25
16.ドラムソロ〜マスターボリューム
17.crazy birthday
18.10% roll,10% romance
ここからは解説。主な変更点をピックアップして紹介していきます。
まずは全体の流れについて。
前回のブロック分けは1回目の配信ライブに則ったかたちにしていましたが、ロック調の曲が少ない現状を考え、長めのブロック構成に変更していきました。
そのせいで曲順がだいぶと変わってしまった曲もありますが、役割としては前回とほぼ変わらない立ち位置にいます。
「JET CO.」繋ぎや夜をイメージした曲繋ぎができなくなってしまったのは残念ですが、大きく狙いを変えずに済んだのは良かったです。
そして、ここからは大きく役割が変わった曲や新たに入った曲の紹介です。
2.何かが変わりそう
前回ようこそ!枠に設定していた「アトラクションがはじまる(They call it "No.6")」がまさかのランク外という事態になってしまったので、代わって2曲目に入れたのは「何かが変わりそう」です。
とはいえ、これはブログ記事を作る以前に考えていたものなので。当初のかたちに戻した感じです。
1曲目のシュプレヒコールの"今世紀には今世紀のやり方がある"からの"何かが変わりそうな夜"という繋ぎはアツい構成だと思います。
タイトルのわかりやすさから、アトラクションに変えましたが、これもこれでライブを楽しませてくれるはず。
「Catcher In The Spy」からは1曲しかやらないということなので、本来なら定番の「天国と地獄」をやりそうなものだけど…それならあえてアナウンスしないか?という考えの元でこの曲にしました。
一応ようこそ!の法則にもあってはまっているので(2015年のfun time ACCIDENT2本編ラスト)、けっこう期待大です。
4.Cheap Cheap Endroll〜5.サンポサキマイライフ
今回ランクインした曲全てを披露することが決まっているメジャーアルバムが1st「UNISON SQUARE GARDEN」と6th「Dr.Izzy」の2枚。
曲数が少ないとはいえ、何となく人気が高いアルバムから多く選出される予想でしたので、この選択は意外でした。
アトラクションが外れてしまった以上、同程度の人気曲がランクインしてることが考えられるので、ライブでやる頻度の高い「Cheap Cheap Endroll」がランクインすると予想しました。
ここから完全に願望なんですが、普段のライブで1曲目にこれをやるパターンが多いと思います。
UNISON SQUARE GARDENをよく知らないファンは"君がもっと嫌いになっていく"っていうワードにぶった斬られ、よく知るファンはらしさに思わずテンションが上がってしまう、僕らを揺さぶるための彼らの手段のひとつです。
とはいえ、ワンマンでは終盤に披露されることがほとんどだったので、実は序盤で登場することはありませんでした。
わかりやすく終わりを感じさせる曲でもあるので、これをあえて「自由に楽しんでいってください…よろしくお願いします!」の後にやるのも面白いんじゃないかと思って、いつかのセトリ予想のために温めていた手法です。
割と予想外なことが起こりがちな今回のランキングなので、これぐらいの驚きがあっても不思議じゃないとも思っています。
からの「サンポサキマイライフ」はいつも通りのライブを思い出させてくれるし、大多数の人を笑顔にしてくれるんじゃないでしょうか。
1stアルバムからは「マスターボリューム」は確実に選出されると思っているけど、セトリ入りするイメージは同じぐらい人気のこの曲しか思いつかないかな。
これ以降の流れも含めて、序盤の掴みとしての流れは悪くないんじゃないかと思います。
11.未完成デイジー
「UNISON SQUARE GARDENの機材車ラジオ」のEDとしてもお馴染みのこの曲、インタビューを見ると、確実にセットリストに入ってくるようです。
バラード枠として中盤に披露されると思うのですが、ここで悩んだのが「オーケストラを観にいこう」との共存。
同じストリングスを多用するという性質を持つ以上、続けて披露される可能性はかなり低いと考えています。
そうなると、オーケストラの壮大さがある「オーケストラを観にいこう」を序盤の締めに位置させ、「未完成デイジー」をバラード枠の中核に持ってくるかたちに変更しました。
カップリングで1番披露回数の少ない「ぼくたちのしっぱい」もセットリストがほぼ確定しているので、このバラード組み合わせでライブにまた違った味をつけてくれるはず。
個人的にも、フェス以外で見た初めてライブで聞いた思い出深い曲なので。やってくれるのが今から楽しみです。
14.パンデミックサドンデス
「サンポサキマイライフ」と同様にランクインしながらも、セットリストに入らない予想をしていたのがこの「パンデミックサドンデス」です。
最近はあんまりですが、一時期はかなりの頻度で演奏していたので、今回はセトリ入りを見送るかなと。
とはいえ、田淵のヒントでは6thアルバムのランクイン曲は全てセトリ入りするということなので、必然的に組み込むこととなりました。
「ライトフライト」が披露されたことへの幸せ感から一転して、いつものカッコ良い後半戦の口火を切ってくれると思います。
ここからの構成はセトリ入りすると予想したなかから特に盛り上がる曲で組んでいるので、実現したらまず楽しいライブになるはず。
個人的にも大好きな曲なので、ぜひ久々に聴いてみたい。
17.crazy birthday
今回のライブの肝になると予想した「天国と地獄」が組み込まれなくなった以上、同じぐらいのパワーを持つ曲って探すのがとても難しくて。
どうやらカップリングも1曲しかやらないようなので、ガリレオや001も入ってこないみたいだし。
そうなると、残ったのはこの曲でした。
ライブで勝つことが約束されている曲でもある「crazy birthday」です。
ライブを締める「10% roll,10% romance」に如何にして繋げるかということもライブとして成り立たせる要因のひとつだったので、1番盛り上がる構成にしてみました。
何よりハイパーつよつよアルバム(語彙力)の「CIDER ROAD」収録なので、そこから3曲セトリ入りしていてもおかしくないかな…と。
単純に「おしまいはこの曲!」が久々に聴きたいのもありますが。
カポ問題に関しては貴雄さん何とかしてください。(ひどすぎる他人任せ)
以上がセットリスト予想です。ここで触れてない曲に関してはブログの前記事をご覧ください。
様々なヒントという名の爆弾が飛んできたので、だいぶと予想に苦労した部分もありましたが。
何とか基盤は変えずに予想することができて良かったです。4曲入ることが決まっているシングルも変えずに済みました。
うん、自分を褒めたい。(唐突な自画自賛)
いよいよライブまで残り数時間となってきました。
今回みたいなマニアックなライブは、僕らみたいな"物好き"が1番楽しいはず。
盛大に満喫してやりましょう。