ナツノヒ

UNISON SQUARE GARDENについて色々触れちゃうブログです。語彙がないから複合技でお送りしております。

LIVE(in the)HOUSE -Count Down Style- ライブレポ

明けましておめでとうございます。

 

本年も「ナツノヒ」をどうぞよろしくお願いします。

 

…なんてかしこまった挨拶をするほど、きっちりしたブログではないんですが。

 

まあ挨拶は大事ということで。

 

今年も変わらずくっそグダグダな記事を量産していこうと思います。

 

というわけで、今回は昨年度末に行われた「LIVE(in the)HOUSE -Count Down Style-」のライブレポになります。

 

こちらはUNISON SQUARE GARDENの年内最後のライブにして、バンドとしては近年初めての自主企画によるカウントダウンライブとなります。

 

そのため、時間も0:00きっかり終了という完全にカウントダウンを意識した構成です。

 

…普通は元旦過ぎても時間を取ってるものなんですが、その余韻すら感じさせないスケジュールにしているのが、何ともUNISON SQUARE GARDENらしいですね。

 

前回までの配信ライブと同様に、開場後は映像に時刻が映され、開始までの時間が明瞭にわかるようになっていました。

 

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前回までと異なるのは、8thアルバム「Patrick Vegee」のジャケットが描かれていること。

 

今回のメインが「Patrick Vegee」のアルバム再現ライブということで、開演前の映像もそれを意識したものとなっています。

 

そうこうしてるうちに開演時間の22:15を迎え、2020年最後のライブが始まりました。

 

最初に流れたのは、メンバー3人へのインタビュー映像…主にガキ○とお風呂のタイル、プロフェッ○ョナルのことしか印象に残っていないんですが。笑

 

メンバーのカウントダウンライブとアルバムに対する思いが伝えられていました。

 

…まあ赤文字で「生きがい」の文字がデカデカと出てきていたので、若干のネタ感は拭えませんでしたけど。

 

そして、「LIVE(in the)HOUSE -Count Down Style-」のロゴと文字が現れ、いよいよライブの幕開けです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.Hatch I need

 

1曲目はもちろん「Hatch I need」です。

 

この曲の前奏が流れると、アルバム再現ライブを実施するということが一気に現実味を帯びてきました。

 

普段はない田淵のベース音から始まる前奏も、何となしに新鮮さを生み出していました。

 

本来アルバムツアーというものは初めて演奏する曲も多いため、本数を重ねて自分たちのものにしていく側面もあるそうです。

 

配信ライブでの「Phantom Joke」の変遷を見ていると、ファン目線から見ても、理解できる部分があるように思えます。

 

ということで第1回は演者としては納得のいかない部分が数多くありそうです。

 

ただ、ライブを見ている身としては、圧巻の完成度でした。とても人前で初演奏する曲だとは思えない。

 

特に演奏面は原曲とほとんど変わらないレベルで、いつも通りの高い演奏力で見えない観客を魅了していました。

 

確かに歌唱面では歌いづらさを感じているようにも見えましたが、そこは逆にこれからライブで聞いていける楽しみになったのではないでしょうか。

 

短めの曲で構成されているのが、このアルバムのポイントのひとつです。

 

"I need Hatch!"の歌詞から流れるように次曲を迎えます。

 

 

 

 

 

2.マーメイドスキャンダラス

 

アルバム通り齋藤さんの歌い出しから始まったこの曲。

 

"マーメイドの嘘が本当になってしまう前に 夜を駆けなくちゃ"

 

「Hatch I need」から繋がる流れは言わずもがなですが、それがライブにおいても完全再現されたことに鳥肌が立ったのは僕だけではないはず。

 

とはいえ、初披露かつテンポの速い曲ということもあり、今回のアルバムでは1番伸びしろのある曲だと感じました。

 

これをギター演奏しながら歌っている齋藤さんが改めて化け物じみてるなぁ…なんてシミジミ思ってしまいます。

 

曲に関しては文句なしのカッコ良さなので、これからもっとクオリティが上がっていくことが楽しみでなりません。

 

このアルバム繋ぎはもちろんですが、単体でもぜひ聞いてみたいですね。

 

 

 

 

 

3.スロウカーヴは打てない(that made me crazy)

 

こちらもライブ初披露ですね。3曲連続で初演奏の曲が並ぶライブって…そりゃ斎藤さんも渋るわ。

 

元々がポップな曲調ではありますが、この再現ライブにおいては1番楽しげで、スーパーウキウキタイムだったように思えます。(語彙力)

 

独特のテンポ感でノリやすいのも相まって、ライブで大化けするポテンシャルを感じました。

 

これは今後有観客ライブで凄まじい盛り上がりを見せる曲になるのかもしれないですね…。

 

田淵の動きのもなかなかのものでしたが、これもライブにおける激しさの指針になり得るので、前曲とは違う意味で今後が楽しみになりました。

 

斎藤さんのギター演奏のアレンジも結構好きなので、今後のライブでもぜひ披露してほしいですね。

 

 

 

 

 

4.Catch up,latency

 

"凸凹溝を埋めています つまりレイテンシーを埋めています"

 

アルバム通りの繋ぎからはお馴染みの「Catch up,latency」です。

 

シングルの曲繋ぎは配信や有観客ライブで披露されていたので、この繋がりでいよいよ全てのパターンがライブで演奏されたことになりました。

 

ポップな曲同士の繋ぎは、また今までとは異なった趣きを見せていましたが、歌詞通りライブの熱量を保ったまま曲が移り変わっていきました。

 

こちらはライブで数多く演奏してる上に、盛り上がりも約束されているはずなので、心なしかユニゾンの3人も伸び伸びとパフォーマンスを披露しているように思いました。

 

あと田淵が演奏中に人差し指を上げているところをビスリーチ☝️って言い始めたの誰ですか?怒らないから出てきなさい。笑

 

アルバムの流れ通りにノンストップで4曲披露されましたが、ここで一旦暗転し、小休止を挟みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.摂食ビジランテ

 

斎藤さんの妖艶なギター演奏で幕開けたのは「摂食ビジランテ」です。

 

赤い照明が怪しさをさらに高めており、おどろおどろしい雰囲気を作り上げていました。

 

曲の性質上、何かを深く語る必要はないと思うんですが、この曲がここに入ることでよりライブに深みが出ていたように思います。

 

まさにアルバム通りの役割を果たしてくれていたので、やはりなくてはならない存在なのを再認識させられます。

 

どこか「蒙昧termination」や「BUSTER DICE MISERY」を彷彿とさせる曲なので、ライブも演奏機会に恵まれなさそうな気配が…ぜひいつかのどこかに生で聞きたいです。

 

 

 

 

 

6.夏影テールライト

 

この曲を終えると、早くもライブは後半戦です。6曲目は「夏影テールライト」。

 

こちらはアルバム通りのノータイムといきませんでしたが、歌い出しにギターとドラムの演奏を合わせなければいけない以上しょうがないですよね。

 

そもそもアルバムの流れを再現できること自体が特殊な気が。

 

この曲はツアーでも披露されていたので、ある程度の心の準備とともに受け入れられていたと思いますが、何度見ても驚かされるのはコーラスのクオリティです。

 

ギター、ベース、ドラム、ボーカル…それに加わる5番目の楽器の役割を見事に果たしており、曲としての確固たる魅力を作り上げていたように感じました。

 

今回は冬でまたこの季節に聞くのとオツなものですが、いつか本来の季節である夏に出会いたいですね。

 

 

 

 

 

7.Phantom Joke

 

気がつけば配信ライブでは皆勤賞となりました。

 

もはやUNISON SQUARE GARDENの楽曲における2020年の顔といっても過言でないと思います。

 

この曲の難しさは観客にも伝わってくるぐらいなんですが、1年間演奏してきたことにより、完全に曲を自分たちのものにしているのが印象的でした。

 

斎藤さんのボーカルも夏は苦戦気味なイメージもありましたが、今は微塵も感じさせない程になっております。

 

2021年の幕開けのツアー「Normal」では、「Phantom Joke」のシングルツアーの様になる可能性が高いようです。

 

まだまだ今年も活躍が見れそうですね。

 

 

 

 

 

8.世界はファンシー

 

貴雄の"1.2.3.4!!"の絶叫とともに始まりました。

 

「LIVE(on the)SEAT」では、割りかし静かめだったので、度肝を抜かれた人も多いはず。僕もです。

 

おそらくライブとしては、1番の盛り上がりどころだったので、そういう意味合いでの気合いの入れようだったのだと思います。

 

この曲のライブでの魅力は、早口が多い故に微妙なアレンジが入ること。

 

音程はあくまで保ちながら、ちょっと低めのニュアンスで歌う斎藤さんのボーカルが何とも妖艶です。

 

"My fantastic guitar!"の言い方のエロさについて誰か語り合いませんか?

 

…失礼しました。取り乱しました。

 

あと演奏全体として特筆すべきは貴雄のドラムでしょう。

 

最初から最後まで手数の多いドラムを淀みなく演奏するのはさすがの一言です。

 

この曲は本当にライブが楽しいので、2021年も隙あらば乱発して欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.弥生町ロンリープラネット

 

8曲目までで一旦小休止を挟み、演奏されたのは「弥生町ロンリープラネット」です。

 

ここまで来ると、いよいよライブも終幕が見えてきます。

 

この曲は0715の配信ライブの印象がどうしても強いんですが、またライブの途中で披露されると違ったイメージに感じられます。

 

前回は演出が壮大だったな分、こじんまりしたステージで演奏されると、この曲が持つ温かな魅力が浮かび上がってきたようにも思えます。

 

演奏面で印象的なのは、サビ前に繰り出される斎藤さんのギターのヘッドで演奏する手法…「ヘッドピーン」というらしいですね。

 

…いや、そのまんますぎない?笑

 

 

 

 

 

10.春が来てぼくら

 

"そして、僕らの春が来る"

 

この歌詞を聞くと、第1回の配信ライブを思い出すのは、それだけ鮮烈な思い出になっているからでしょうね。

 

数多くライブでやっている楽曲ですが、アルバムのピースのひとつとして演奏されると、また違った顔を見せてくれるもので。

 

今までのライブとは全然違う感想を抱かせてくれるロックバンドに改めて感謝をしなければいけませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11.Simple Simple Anecdote

 

短めの休憩の後、ライブもついにラストスパートです。

 

貴雄の力強いドラムから始まる幕開けは、先程のバラードゾーンの余韻から引き戻されるような引力を感じます。

 

初披露と思えない安定感は、曲の前向きな音楽性ゆえでしょうか。

 

この曲も短めですが、水色の照明が「摂食ビジランテ」にはない明るさを感じ、また違った印象を与えられました。

 

"全部嫌になったなんて簡単に言うなよ 全部が何かってことに気づいてないだけ"

 

"今日は何とかなるぜモードでいいや"

 

年の瀬にこの歌詞を聞くと、改めてまた生きていく勇気をもらうことができますね。

 

個人的には、ライブの場面転換やアンコールの1曲目に聞きたい曲です。

 

来たるべくアルバムツアーではどんな役割を果たすのでしょうか。

 

 

 

 

 

12.101回目のプロローグ

 

まさかの斎藤さんの歌い出しを間違えるというプチハプニングから始まりましたが、そりゃこれだけ初めてづくしならやむを得ないですよね。

 

これはこれでレアなので個人的にはラッキー!ぐらいな感じです。

 

組曲をイメージして作られたこともあり、メロディの変化が目まぐるしいのが特徴的ですが、大変さを微塵も感じさせないのは今日何度目かの圧巻です。

 

斎藤さんのアカペラ部分の尊さは言わずもがなで、これをいつでも見れるというだけで、この曲の価値は一層引き上がりますね。

 

いつかのライブで完全版を楽しみにしています。

 

最後は原曲通りの壮大な締めくくりでアルバム再現ライブは終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12.5.振り返りトーク

 

ここからは2020年の振り返りトークということで、主にライブについて振り返っていきました。

 

7月からの配信ライブ、そして10月からのツアーを中心に振り返りましたが、トークの内容はリクエスト投票についての話になっていきました。

 

ここですでに発表されている1〜30位に加えて、31〜70位の結果も発表されました。

 

公式からの発表はまだありませんが、その結果がこちら。

 

31位 天国と地獄

32位 マスターボリューム

33位 春が来てぼくら

34位 未完成デイジー

35位 流星のスコール

36位 10% roll,10% romance

37位 Micro Paradiso!

38位 cody beats

39位 like coffeeのおまじない

40位 お人好しカメレオン

 


41位 スノウリバース

42位 オーケストラを観にいこう

43位 マイノリティ・リポート(daring,I love you)

44位 ラブソングは突然に〜What is the name of that mystery?〜

45位 CAPACITY超える

46位 何かが変わりそう

47位 サンポサキマイライフ

48位 夢が覚めたら(at that river)

49位 crazy birthday

50位 さわれない歌

 


51位 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと

52位 シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜

53位 23:25

54位 黄昏インザスパ

55位 fake town baby

56位 セク×カラ×シソンズール

57位 ガリレオのショーケース

58位 シューゲイザースピーカー

59位 Catch up,latency

60位 ライトフライト

 


61位 プログラムcontinued(15th style)

62位 蒙昧termination

63位 5分後のスターダスト

64位 ライドオンタイム

65位 セレナーデが止まらない

66位 MIDNIGHT JUNGLE

67位 フライデイノベルス

68位 クロスハート1号線(advantage in a long time)

69位 ぼくたちのしっぱい

70位 サイレンインザスパ

 

結果についてはどこかで答え合わせをしたいと思いますが、なかなかに意外な結果なのはさすがです。

 

個人的には「天国と地獄」が31位でギリギリ選外だったのが何とも言えず悲しかったですね。笑

 

「マスターピースだぜ!イエイ!」(田淵談)なのに。

 

そこからはまさかのワースト10の発表に。

 

この残酷な企画にユニゾンの3人もさすがにざわつきを隠せませんでした。

 

とはいえ、これもちょっとした伏線だったのは、後でわかっちゃうという。

 

ちなみにワースト10はこんな感じだったみたいです。

 

1位 三月物語

2位 光のどけき春の日に

3位 一人思うは雨の中

4位 スノウループ

5位 東京シナリオ

6位 君はいい子

7位 flat song

8位 僕らのその先

9位 3minutes replay

10位  エアリアルエイリアン

 

ここから先はマジで軽い阿鼻叫喚でしたね。笑

 

驚く斎藤さん、ヘコむ田淵、爆笑する貴雄…

 

結果に傷つくユニゾンを何とも言えない気持ちになりました。

 

…違うんです!トークでも言ってたけど、ライブで聞きたい曲だから!バラードが低いのはしょうがないんだよ!(誰に対しての言い訳だ)

 

3票しか投票できないシステムなのが悪いんです、きっと。

 

それにしてもみんないい曲ですよね…ワースト10位なのがおかしいぐらいに。今度カラオケで歌おうかな。

 

そんな感じで振り返りトークを終え、ライブはもう少しだけ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13.光のどけき春の日に

 

ナタリーのインタビューである程度前情報を得ていても、この流れには笑ってしまいましたね。

 

ここからはおまけパートということで、「Patrick Vegee」以外の曲が演奏されることに。

 

1曲目はまさに振り返りトークでネタになっていた「光のどけき春の日に」でした。

 

…何かすげぇ茶番を見せられたみてぇだなぁ。

 

とはいえ、曲は本当に良いです。いや、マジで。

 

バラード苦手な僕でも聞けるバラード作れるユニゾンはやはりすごい。

 

実は「CIDER ROAD」で唯一出会えてない曲でもあったので、そういう意味でも感無量です。

 

7年越しに達成できました。

 

 

 

 

14.リニアブルーを聴きながら

 

今度は逆に「CIDER ROAD」のマスト曲の登場です。

 

こちらは初めて見たライブで披露されたので、そういう意味での思い出深さはあります。

 

リクエスト投票で好成績をおさめながらも、今年は演奏披露する機会がなかったので、年の瀬にようやく登場することができました。

 

"史上最重要な明日"に向けて、大切な役割を果たしてくれたと思います。

 

 

 

 

 

15.ピストルギャラクシー

 

こちらはまさかまさかの披露でした。

 

カップリング曲でもある「ピストルギャラクシー」です。

 

冒頭の銃声が鮮烈なこの曲、同じシングルに収録されている「三月物語」の敵討ちだといわんばかりに、暴れ回ってくれました。

 

本当に意外な選曲だったんですが、後にTwitterを漁っていると、"まるで伏線だらけの最終回みたい"というフレーズを目にしてなるほどと思いました。

 

2020年の最終回=12月31日…うん、確かにそう考えると違和感はない。

 

何より滅多に聞けないはずのカップリングを2年連続で体感できる喜びに変えられぬものはありません。

 

こればかりは今年の活動形態に感謝しなければいけませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16.ワールドワイド・スーパーガール

 

これまた意外な選曲…なんて思いましたが、年末の恒例行事なんですね。勉強不足でした。

 

何故かカウントダウンライブの登場が多いこの曲、理由はまったく予想つかないですね…。

 

とはいえ、全国的なライブで披露されるのもかなり久々なので、これを機会に聞けたのは大変嬉しく思います。

 

初参加のワンマンでかなり良いとこで披露されたから、てっきり定番曲かと思えば、それ以来音沙汰なしで…7年越しの再会でした。嬉しい。

 

ですが、7年前とはまーったく印象が変わってしまいましたね。まさかこの曲でこんな光景を見せられるとは。笑

 

事件は2番に入ったところで起こりました。

 

斎藤さんの方に向かって、ジリジリと近づいていく田淵…それは留まることなく斎藤さんの背中にピタッとくっつきながら演奏していました。

 

いやー相変わらずバチバチに仲悪いですね。(遠い目)

 

7年前といえば、ファンどころか気安くメンバー同士も馴れ合わない…そんな硬派なイメージのバンドだったんですよ?

 

時の流れはげに恐ろしや…いいぞ、もっとやれ。

 

ラスサビ前に田淵がぴょんぴょん跳ねながら、斎藤さんと演奏する様子を見て、何だか温かい気持ちになってしまいました。

 

 

 

 

 

17.天国と地獄

 

今年は何と1.2回演奏されていない僕らのマスターピース(語弊しかない)ですが、こちらも年の瀬にギリギリで披露されることとなりました。

 

どちらかといえば、フェスなどでユニゾンを知らない人向けに演奏される曲のイメージも強いため、フェスがない今年はある意味当然の流れだったのかもしれません。

 

ランキングでもギリギリ31位と、個人的には不遇な印象が強くなってきましたが、相も変わらず曲はべらぼうにカッコ良いです。

 

やはりいつ何時も安定のパフォーマンスで盛り上げてきた曲は一味違います。

 

この曲で激しく動き回る田淵、そして斎藤さんの"OK,people one more time?"を聞くまで年は越せません。

 

 

 

 

 

18.センチメンタルピリオド

 

「天国と地獄」終了後にカポをつける斎藤さんを見て、まさか…と思ったファンの方も少なくないと思います。

 

2020年最後の曲は「センチメンタルピリオド」です。

 

元々「ワールドワイド・スーパーガール」同様にカウントダウンライブ恒例の曲なので、演奏することを予想していた人も数多くいたと思いますが、やはり周年などの特別な場でしか聞けない曲と出会えるのは嬉しいものです。

 

斎藤さんの「センチメンタルピリオド!」はいつ聞いてもやはり格別です。

 

僕自身も聴き込んではいても、ライブで聞くのは2回目…特別すぎてどんな気持ちでいたらいいのかいつも迷うんですが、舞洲のときよりは落ち着いて聞けたように思います。

 

1番好きなのは、ライブだけの壮大なイントロです。

 

これに触れるだけで、自分が特別な場にいることを再認識できるので、それだけで多幸感が増大するんですよね。

 

ただ、今回はカウントダウンライブ、もちろんこれでは終わりません。

 

23:58に画面上に時計が現れると、そのままラスサビ後のイントロに入ります。

 

終演に向けて楽器をかき鳴らしていくと、0:00の日付けが変わった瞬間に、ステージには「HAPPY NEW YEAR! 2021!」の文字が。

 

その瞬間に曲も終わり、2021年はUNISON SQUARE GARDENとともに新年を迎え、同時にライブも終演となりました。

 

0時ぴったりに終わると宣言しながらのこの演出。何も言葉は発していないのに強烈にメッセージが伝わってくるのがグッと来ます。

 

 

 

 

 

最後には2021年の活動スケジュールの情報が。

 

「Spring Spring Spring」の再現ツアーなんてのも気になりますが、秋にはいよいよ「Patrick Vegee」のツアーも始まります。

 

2021年もロックバンドの魔法は続きそうです。

 

今年ももうちょっとだけ楽しく生きられそうですね。

 

ちなみにセットリストはこちら。

 

1.Hatch I need 

2.マーメイドスキャンダラス

3.スロウカーヴは打てない(that made me crazy)

4.Catch up,latency

 

5.摂食ビジランテ

6.夏影テールライト

7.Phantom Joke

8.世界はファンシー

 

9.弥生町ロンリープラネット

10.春が来てぼくら

 

11.Simple Simple Anecdote

12.101回目のプロローグ

 

13.光のどけき春の日

14.リニアブルーを聴きながら

15.ピストルギャラクシー

 

16.ワールドワイド・スーパーガール

17.天国と地獄

18.センチメンタルピリオド

 

 

 

 

 

終わってみると、全18曲で普段のライブ並みの満足感でした。

 

ただでさえ、アルバム再現という珍しい試みなのに、このボリュームは本当にありがたいですね。

 

セトリ予想的には正解率1/2でしたが、まあ予想できる範疇だったので、結果はぼちぼち…と言った感じです。

 

当たらないとそれはそれで悔しい。「ワールドワイド・スーパーガール」は当てたかったなぁ。

 

予想していた「デイライ協奏楽団」や「プロトラクト・カウントダウン」が入っていなかったものの、「Spring Spring Spring」の再現ツアーでやることが確定しているので、とりあえずはウキウキですね。楽しみです。

 

このツアーは昔の定番曲がたくさんあるので…今は滅多に聞かないあんな曲やこんな曲もあるからさらに期待大です。

 

では、今日はこんなところで。

 

次回はリクエスト投票31位〜70位の考察、もしくは2月からのツアー「Normal」のセトリ予想かな?

 

できれば早めに投稿したいと思います。笑

 

2021年もまた気が向いたら覗きにきてください。